2013年12月23日月曜日

モハ50形 62-69

66(撮影中)
67(撮影中)
68(撮影中)
モハ50形69
2013年12月18日 道後温泉駅にて

モハ50形後期形(軽量形)

形式:モハ50形
番号:62-69
現存:66・67・68・69(67は休車中)
製造年:1960年~1962年
製造所:ナニワ工機(現:アルナ車両)


全長:11.500mm
全高:3800mm
全幅:2346mm
車重:12.9t

電動機:三菱 型式不明 (50kw×2)
制御器:三菱 HL-72-6DA(間接手動加速制御)
台車:ナニワ NK-21A
ブレーキ:三菱 SM-3 (直通空気制動)
空気圧縮機:三菱DH-16





1960年から1962年にかけてナニワ工機で製造された、モハ50形の後期形。
バス車体の工法を利用した軽量車体を採用。
側面には補強用のリブとリベットがついている。

62~64は、前扉が2枚引戸だが、65以降は1枚引戸となった。

冷房改造は昭和59年までに全車に施工されたが、2000年代に入り2100形の増備に伴って廃車が進み
現在は、66・67・68・69の4両が現存する。
そのうち67は、2013年現在休車中で 現在現役で活躍するのは66・68・69の4両である。

バス車体の工法で製造された電車は、かつて発祥地の都電*1・呉市電*2などにいたが、現在も現役で運行されているのは伊予鉄道の3両のみとなっている。

休車中の67を何らかの形で生かせないだろうか?


*1:2500形 1958年から1959年に交通局芝浦工場と富士重工で製造。
*2:伊予鉄に譲渡された1000形1001-1003や仙台市電に譲渡された2000形。

0 件のコメント:

コメントを投稿